プレゼントなどでもらうこともある胡蝶蘭ですが、その株や花の寿命はどれくらいもつのか知っていますか?
どのように保管すれば良いか、また、お手入れの方法やコツを知らないと胡蝶蘭の寿命を早めてしまうことになります。
今回は胡蝶蘭の寿命を確認するとともに、寿命を延ばすための保管方法やお手入れの方法についてまとめました。
もらった胡蝶蘭の寿命を少しでも延ばしたい!という方の参考になれば幸いです。
胡蝶蘭の株の寿命はどれくらい持つのか?
胡蝶蘭は正式な名称をファレノプシスといい、東南アジア一帯を原産とする蘭科の一種です。
蘭科はバラエティ豊かなな花や葉、茎や根の形態を持つ単子葉植物のグループで、その殆どが多年草です。
胡蝶蘭も多年草であり、その寿命は極めて長いものとなっています。
寿命は最長で数十年以上と言われており、1つの株をじっくり大事に育て上げ、年を重ねるごとにより花を立派にしてゆく醍醐味を味わえます。
もちろん順調に株を熟成させてゆくには、年間を通じてしっかり管理し、病気や根腐れの無い健康な状態を維持する必要があります。
せっかくもらった胡蝶蘭です。様々な工夫により、胡蝶蘭の好む環境を作り出してあげる事が大事です。
胡蝶蘭の花の寿命はどの程度あるのか?
株の寿命と比べ胡蝶蘭の花の寿命はごく短命です。
とは言え、一旦開花すれば最長で2カ月近く花が持つケースもあり、他の花と比べれば寿命ははるかに長いと言えるでしょう。
もらった胡蝶蘭などを一般の家庭環境で開花させた場合、栽培専用の温室と比べ環境は若干劣る為、花の寿命は1ヶ月程度と多少短くなります。
花はある程度の湿度を好む為、1日に数度霧吹きで花や株に霧を与えてあげるのが長持ちさせるコツです。
なお、低温多湿の環境下では花に黒色の斑点が出る病気(ボトリチス病)が生じ易く、花が汚くなり短命に終わってしまいます。
株の健康を守る上でも、冬場は最低気温をなるべく10度以上に保ちたいところです。
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胡蝶蘭の花の寿命を長持ちさせる秘策とは?
胡蝶蘭の花は他の蘭に見られない特徴があります。
というのも、最初の花が終わった頃に花茎の途中でカットすれば、そのすぐ下の節から新たな花茎が伸びてきて第二の花が開花するのです。
これを「二番花」と言いますが、ベストなタイミングでこの作業を行えば、もらった胡蝶蘭とはいえ、絶え間なく胡蝶蘭の花を開花させる事が出来、花全体の寿命を大きく伸ばす事が出来ます。
二番花を綺麗に咲かせるには、勢い良く健康な株を選ぶ事、また元々花茎が分岐して咲き易い品種を選ぶ事がポイントとなります。
なお、無理をすれば三番花を咲かせる事も出来なくはありませんが、株の健康を考えるとあまりお勧めは出来ません。
胡蝶蘭の株の寿命を延ばすのに大切なポイントとは?
本来数十年以上に渡り安定して花を楽しませてくれる胡蝶蘭ですが、もらった胡蝶蘭であるなどの場合は、間違った手入れを行いその寿命を大きく縮めてしまう人がいます。
元来、胡蝶蘭の株は丈夫で、下手に手を掛けない方がよく育つものです。
むしろ最初に書いた様に、胡蝶蘭が好む環境を作り出してあげる事が重要なのです。
年間を通じて最低15度以上・最高25度前後の気温、多湿な空気と適度な風通し、木漏れ日程度の弱めな日照がそれに当たります。
原産地の東南アジアでは当たり前の環境ですが、日本の多くの地域では、夏場を中心とした半年程度しかこの環境を維持出来ません。
ベストなのは栽培専用の温室内で秋から春にかけ管理する事ですが、一般家庭でも工夫次第でその環境に近付けもらった胡蝶蘭の寿命を延ばす事は可能です。
胡蝶蘭の寿命を伸ばすための植え替え方法のコツ
胡蝶蘭は比較的花の寿命が長いため3ヶ月程度楽しむことができますが、その花が咲き終わったあとに植え替えを行うことによって、より寿命を伸ばすことができます。
もらった胡蝶蘭の花が終わるとすぐに捨ててしまう人もいますが、しっかりと管理をすれば長い期間お花を楽しむことができます。
気になる胡蝶蘭の植え替え方法はというと、花芽や古い土、傷んでしまった根や葉を取り除いたあと、水苔で根を覆うように巻き付けます。
植え替え用の鉢に移し、あとは15日から20日程度水を与えずに置いておくことで完了です。
この方法では用土に水苔を使用していますが、バークを使った方法でも問題ありません。
用土にバークを用いる場合は肥料をバークで挟むような形で入れるのがおすすめです。
その後は7日ほど水をあげずにいましょう。
水を与えずにおいたあとは、水苔は10日に一度ほど、バークは7日に一度ほど水を与えるようにすると、胡蝶蘭の寿命を伸ばすことが可能です。
せっかくもらった胡蝶蘭なので、植え替えで長く楽しんではいかがでしょうか。
胡蝶蘭の病気は環境が原因?適切に植え替えれば寿命は延ばせる!
胡蝶蘭の花は1ヶ月〜3ヶ月で散りますが、適切にお世話や植え替えをすればその寿命は50年!近くあるとも言われています。
胡蝶蘭を適切な環境にする為には、カーテンごしに日光が当たる程度の明るさがあることと、冬場の室温が7℃を下回らないことが大切です。
また、水のやり過ぎは根腐れの原因となるので胡蝶蘭の生育環境としてよくありません。
- 春:10日に一度
- 夏:1週間に一度
- 秋:3週間に一度
- 冬:1ヶ月に一度
もし根腐れを起こしてしまった場合は、腐った根を切り落とし、水やりを控える必要があります。
目安としては、鉢の表面の土が乾いたら水やりをする程度で充分です。
また、葉が黒くなったり、葉に黒い斑点が現れているのは病気のサインです。
病気の症状を放置するとやがて枯れてしまう可能性があるので、該当する葉の部分を切り落とすことで胡蝶蘭の寿命を伸ばすことが出来ます。
せっかくもらった胡蝶蘭です。まずは、胡蝶蘭を病気から守り、適切な環境を与えてあげることで寿命を伸ばしてあげて下さい。
胡蝶蘭の手入れ方法を解説!花の寿命が3カ月って本当!?
お祝いごとにお花を贈る人は多いと思いますが、皆さんはどのようなお花を贈りますか?
色々な種類の花、そして贈るシチュエーションも様々だと思います。
そんな中で胡蝶蘭は贈答用としてとても人気なお花です。
その人気の秘密は花言葉の縁起の良さ、見た目の高級感など理由は沢山ありますが、中でも花の寿命がとても長く、キッチリとお手入れをしていれば1カ月楽しむことが出来る点が大きいと思います。
贈りものとして人気の胡蝶蘭、プレゼントとして貰うことも贈ることも多い花なので正しい手入れ方法を学んでおいて損はありません。
あらためて胡蝶蘭のお手入れ方法のコツをまとめたので、参考にしてください。
胡蝶蘭の手入れ方法のコツその1 水やりは少なめに
胡蝶蘭はフィリピンなどの東南アジア原産の植物で、高温多湿の環境を好みます。
だからといって毎日のように水やりをしては根腐れを起こし、枯れてしまうため注意が必要です。
水やりをするタイミングとしては、土の上に敷いてある水ゴケやウッドチップが乾燥してきたら、コップ一杯分(100〜150ml)を与えましょう。
もし根っこなどが湿気っているのに、花や葉っぱが乾燥している場合は霧吹きなどを使い、花や葉っぱのみに水分をあげましょう。
胡蝶蘭の手入れ方法のコツその2 過ごしやすい場所に置こう
植物も生き物のため、過ごしやすいところで育てると寿命が延びます。
風通しが良く、直射日光が当たらない、暑すぎず寒すぎない場所が最適です。
具体的にはリビングなどの窓際あたりが候補となります。
また胡蝶蘭は東南アジアの植物のため、冬の寒さには気を付けて保温しましょう。
胡蝶蘭の手入れ方法のコツその3 花が枯れたら切っておこう
胡蝶蘭の花の寿命は1カ月と長いですが、枯れることは避けられません。
もし花が枯れてきたら、その花がついている茎を切り取ってしまいましょう。
そうすることで養分を他の花に回すことができ、胡蝶蘭全体でみると長持ちするのに繋がります。
また胡蝶蘭は何度も花を咲かせることができるため、手入れをしっかりとしていれば一度切った茎が成長し、再び花を咲かせる可能性があります。
ミニ胡蝶蘭の寿命はどれくらい持つ?普通の胡蝶蘭と一緒?
胡蝶蘭には小さくて可愛らしいサイズの胡蝶蘭もあります。
ミニ胡蝶蘭はお花の大きさが2cm~4cmのものをいいます。
3cm~6cm程度のものはミディ胡蝶蘭と呼ばれています。
胡蝶蘭というと贈りもののイメージが強いですが、ミニ胡蝶蘭はとてもコンパクトなので、自宅での観賞用に購入する人も多いです。
値段も安いものであれば1,500円程度から買えますので、気軽に胡蝶蘭を楽しみたい方にも人気があります。
ミニ胡蝶蘭・ミディ胡蝶蘭・マイクロ胡蝶蘭も育て方は普通の胡蝶蘭と同じです。
また、寿命も普通の胡蝶蘭と同じです。
ミニ胡蝶蘭に限った話ではありませんが、胡蝶蘭を長持ちさせるためには、お花が咲き終わったタイミングで植え替えをする必要があります。
植え替えの方法は、花芽や腐っている根をハサミで切って、水苔やバークを使って植え替えるだけです。
まとめ
胡蝶蘭やミニ胡蝶蘭は、適切なケアを施せば長寿命で長持ちさせることができます。
株や花の寿命は個体により異なりますが、基本的なケアを心掛けることで長持ちさせて美しい状態を維持できます。
剪定、適切な水やり、温度管理などが重要です。花が終わった後も丁寧に手入れし、新しい花芽が出るまでの間、適切な環境を提供することが望ましいです。
また、季節ごとの変化や温度差にも注意し、胡蝶蘭にとって理想的な環境を整えましょう。
これらのケアのポイントを押さえ、愛情を込めた育て方で、胡蝶蘭とミニ胡蝶蘭を長持ちさせて長く楽しむことができます。