胡蝶蘭の空中栽培とは胡蝶蘭をそのまま、または鉢や容器から吊るして栽培する方法です。
野生の胡蝶蘭の根は、木に絡んで体を支えるためのもので土の外に出ています。そのため、根には栄養を吸収する役目はあまりありません。
栽培するうえでも胡蝶蘭は土で育てると根腐れを起こしやすいのです。
そこで空中栽培という方法がとられるわけですが、今回はその胡蝶蘭の空中栽培の方法について解説しています。
胡蝶蘭の空中栽培の方法や管理方法について調べている人は、この記事を読めばしっかりと管理ができるようになると思います。
それでは見ていきましょう。
胡蝶蘭の空中栽培とは?空中栽培にも種類がある?
お祝い事に贈ると喜ばれる花でトップクラスの華やかさを持つ胡蝶蘭はとても人気があるお花です。
その胡蝶蘭の育て方に、空中栽培という栽培方法があることはご存じでしょうか。
実は、胡蝶蘭は野生では根が木に絡み育ち土の外に出ているので、土で育てるメリットはあまりない花なのです。
そのため、胡蝶蘭の栽培に好まれるのが、土を使わず育てる空中栽培という栽培方法なのです。
胡蝶蘭は美しいので初心者には向いてないと思っていませんか?
実は初心者でも育てる事ができる方法があります。
初心者に向いているのは、水苔やバークチップを使う植え込み材を用いない栽培方法です。
次はその詳しいやり方を解説します。
胡蝶蘭の空中栽培の準備はどうすればいいの?
胡蝶蘭を空中栽培には、まず吊るすための場所が必要となります。
できるかぎり、風通しが良くて直射日光が当たらないカーテン越し程度の日光が当たる場所が最も適しています。
場所が決まったら、その場所の天井にフックを取り付け、そのフックにワイヤーと下げるか、もしくはカーテンレールにひもを括り付けて吊り下げの準備をします。
そして、胡蝶蘭の根元を直接縛る方法か、鉢に紐を結ぶかで胡蝶蘭を浮かせます。
胡蝶蘭の根は太くしっかりしていますが、紐をそのまま結ぶのは危険なので水苔をつけたまま鉢を取った後、紐でくくりカーテンレール等に吊るします。
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胡蝶蘭を空中栽培する際の水やり方法は?
胡蝶蘭の空中栽培は、簡単な作業方法ばかりですが、とにかくマメさが必要になります。
空中栽培をすると、根が乾きやすくこまめに少しずつ水分を与えなければいけません。
何故夕方かと言うと、胡蝶蘭は昼間は気孔を閉じ水分を蒸発させないようにし、夜に水分を吸収する性質があるからです。
根への水のやり方は、
- まず吊るした胡蝶蘭を下ろします。
- 水を張ったバケツに根だけを浸します。(浸す時間は10分から20分の間です)
- その後再び紐で吊り下げて完了です。
環境の湿度や温度によって水やりの頻度は変化しますので、様子を見て回数を調節してください。
また、葉も霧吹きで水を吹きかけ、葉がみずみずしさを失わないようにしてください。
日光に当たりすぎるのも良くないので気を付けてください。
胡蝶蘭の空中栽培のメリットや注意点は?
胡蝶蘭の空中栽培にはメリットはたくさんあります。
胡蝶蘭はむしろ空中栽培の方が向いていると言ってもいいかもしれません。
まず、インテリアとして大変美しく人気が高いというのが上げられます。
空中に浮かせることでスペースをうまく使いつつ空間を美しく演出でき、なおかつ解放感まで出すこともできます。
育てやすさのメリットももちろんあります。
空中栽培をすることにより根が直接目視できるので、根が乾いているかどうかが簡単にわかり水やりのタイミングを調節しやすくなります。
また、暖かい空気は上に行きやすいので、胡蝶蘭に適した温度を調節しやすいという点もあります。
注意点は根腐れ以外には乾燥に気を付ける点です。
水分が飛びやすくなる扇風機やエアコンの直風があたる場所はやめてください。
葉も変色しやすいので加湿器などで湿度を調節しつつ、葉の表だけでなく裏にもしっかり水を吹きかけてください。
胡蝶蘭を育てるには、とにかくマメな作業が苦にならなく、長期間自宅を開ける事がない人に向いています。
自分のライフスタイルに合わせて、胡蝶蘭を育ててみるのはどうでしょうか。
動画で見る胡蝶蘭の空中栽培の方法
胡蝶蘭の空中栽培の失敗しない方法はYoutubeでも紹介されていますので、参考にするとよいですよ。
以下は水栽培・空中栽培の方法がわかります。水に浸す根の本数や本数のパターンも紹介されています。
こちらは鉢を使わない胡蝶蘭の空中栽培の方法が紹介されています。
冬は胡蝶蘭の空中栽培はダメ?
空中栽培をするためには、胡蝶蘭の植え替えを伴います。
そのため、植え替えに適した時期が空中栽培に切り替える一番良いタイミングと言えます。
胡蝶蘭の最適な植え替えの時期は春頃、花の終わった時期となります。
では、冬に空中栽培を始めるのは良くないのか、というと、暖かくて通気の良い、直射日光の当たらない場所が確保できるのであれば、それほど季節にはとらわれなくても大丈夫です。
ただし、管理する場所としては、冬はエアコンや暖房器具などの付近はかなり空気が乾燥しますので、できる限り乾燥しすぎないように注意する必要があります。
湿度が足らない場合は、胡蝶蘭の根や葉にシワが寄りますので、葉水をこまめにしてやることを忘れずに。
胡蝶蘭が宙に浮いているように見える「空中栽培」が話題?
胡蝶蘭の「空中栽培」がTwitterで話題になっているようです。
胡蝶蘭を空中栽培すると、まるで蝶々が舞っているように見える。ネットでは「胡蝶蘭好きにはたまらん」などの声が上がっています。
胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」なので、空中栽培だと舞っている蝶々のように見えるのがまるで幸せが飛んでくるようでぴったりなのかもしれません。
また、もともと蝶々のような形をしている「ミディ胡蝶蘭」は、女性へのプレゼントにも最適と人気は根強いものがあります。
胡蝶蘭の空中栽培にはメネデールがおすすめ?
メネデールとは植物の光合成に必要な二価鉄イオンが入った、サプリメントのような役割を持つ活性剤。
メネデールは化学合成された薬剤ではなく、酸や塩基などの化学物質は一切使用されていない安全な植物活性剤です。
このメネデールを胡蝶蘭の植え替えをする場合にしばらく根をメネデールにつけてから植え替えると良いという情報があります。
100倍に薄めたメネデール液に根をつけることで根が活性化するので、一ヶ月間、週に一回水やりをするようにメネデール液をあたえればOK。
もちろん、空中栽培の胡蝶蘭にも使えます。